スリットシート(透明OHPフィルム)を印刷する方法・お店

スリットアニメーションを作る際に欠かせないのが
スリットシート。(透明フィルム・OHPフィルム)。

「どうやって作ってんの?」

「どこで作ってんの?」って凄く聞かれます。

 

そこで1枚からでも作れる、簡単なやり方をご紹介します。

「①用紙選び」と「②お店選び」です。

 

①用紙選びについて

用紙は家電量販店などの用紙コーナーに「OHPフィルム」の名前で置いてあります。10枚で800円~1000円くらいです。

▼カラーレーザー・カラーコピー用(10枚)

▼インクジェット(10枚)

 

②お店選びについて

用紙は家電量販店もしくはネットで買えば簡単なのですが、問題はお店選びです。

1.手っ取り早く済ませるなら自宅orオフィスプリンタ

OHPフィルムに白黒コピーなら、正直「黒く塗る」だけですから普通のプリンタで出来ます。ただ、家庭用プリンタだとインクの乗りが少々悪いと思います。オフィスプリンタならまあ、問題ないでしょう。少なくとも確認用や簡易的に作るぶんには。

 

2.近所の個人経営とかのコピー屋さん、印刷屋さん

正直、これが見つかると一番いいです。規模の大きい印刷会社だと、フィルム印刷は対応していますが、さすがに数枚程度の注文だとアレですしね(アレってなんだ)。

地元のコピー屋さんを探して「透明フィルムのコピー、出来ますか?」って聞けば、たいていやってくれると思います。料金は1枚10円のところもあればモノクロでも30円ほどかかるところもあります。(一応特殊印刷の部類に入るからかな?)。お店の用紙を使用するパターンもありますが、それだと1枚100円くらいします。ただ、そこだけ見ると「高い!」って思うかもしれませんが、上記「1」で見た通り、10枚(=約1,000円)以下のコピーなら、自分で買うより、お店の用紙を使った方が割安です。逆に50枚とかなら、用紙持参をお勧めします。

※ちなみに個人経営と言ってもフランチャイズとかチェーン店のようなところ(例:はんこ屋さんみたいなところ)は、透明フィルム印刷は多分難しいです。

 

3.キンコーズ

全国の主要都市に存在する格安コピー屋さん「キンコーズ」。

全店舗という訳ではありませんが、OHPフィルムに対応してくれます。やり方はこうです。

step1)USBに出力用PDFを入れ、それをキンコーズに持参
step2)「PC利用お願いします」と言ってPCを使わせてもらう
step3)利用PCから出力情報を送信する(難しく言ってますが、いわゆる「印刷ボタン」を押す作業)
step4)出力枚数と出力紙を記入する用紙があるので、それを記入して店員さんに渡す(この時OHPフィルムも渡す)と「step3」を実行してくれます。

こんな感じです。全店舗やってくれるわけではないので、お店に電話してあらかじめ聞いてみると良いでしょう。都内だと渋谷店と、上野広小路店、上野店は対応してくれました。

 

※キンコーズだと、PCを使わない場合も出来るには出来るのですが、
「一度白い用紙にコピーしたやつを、(持ち込みの)透明フィルムに手差しコピーする」というパターンでの対応になります。その場合、やはり「コピーのコピー」になるため仕上がりが雑になります。

PC利用でデータから直で出力をお勧めします。

 


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