「世界まる見え!テレビ特捜部」で紹介されました
9月23日(月)日テレ系
「世界まる見え!テレビ特捜部」
謎と驚きの3時間!
秋の夜長にミステリークイズ3時間SP
に、スリットアニメーションのネタを提供させていただきました。
回転寿司のパターンと、
もう1つはオリジナルの「たけしさん&所さん」バージョンです。
ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
【収録こぼれ話】
もともとは「スタジオで実演して欲しい」という依頼だったのですが
「出演は勘弁してください・・・」ということで
タレントの皆さんが実際に挑戦してみる、ということで企画は進みました。
ただ、そこには1つ問題が。
「折り曲げて立体に見える」シリーズですが
今まではペラッペラの「透明フィルム(OHPフィルム)」でスリットシートを作っていました。
平面スリットアニメーションならこれで問題ないのですが
直角(立体)バージョンだと、立てた時に「ふにゃ」って曲がってしまいます。
慣れてる自分がやっても、数回に1度しか成功しない、かなり「厄介な代物」でした。
※過去に何度か取材いただきましたが、その都度、何度かやりなおして「一番良く撮れたやつを使ってください」というレベル。苦笑
(今まで取材いただいた各ディレクターさん、その節はすみません。。。)
透明のアクリル板にOHPのスリットシートを貼り付けたらイケるんじゃね?
ってことでやってみたところ、
確かに真っすぐ固定はできますが、2枚を重ねる(貼り付ける)と、どうも曇りがちで絵柄がキレイ浮かび上がってきません。
これは困った!!!
ということで、寝る暇も惜しんで、30分くらい検討した結果(←短っ!!!)、
「アクリル板に直接スリットを印刷したらどうか!」という方法にたどり着きました。
これなら「ふにゃ」っと折れ曲がる心配はなく、キッチリ・パッキリ垂直に固定できます。
↓澤部さんが実演してくれました
綺麗に絵柄も浮かび上がってますね!!!
欲を言えば、カメラ位置がもう少し下になれば・・・
など、微調整はありますが、でもまあ、こんなもんでしょ。
たけしさんから有難いツッコミ(?)も頂きましたし。
ってことで、めでたしめでたし。
「アクリル板に直接印刷する」という方法にたどり着いたことで、
立体スリットアニメーションの成功率がほぼ100%に精度が向上しました。
テレビからはあまり伝わらないかもしれませんが、
ここは、かなり大きな壁をクリアした瞬間でした。
立体バージョンは作っても「厄介」なので、今後新作を作ることはないだろう、と決めていたのですが
これで、心置きなく色々な立体錯覚も制作可能になりました。
また今後も、メディアに取り上げてもらえるよう新作を頑張らねば。。。
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