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見ようとする目~この字、読めますか?~

スリットアニメーション(スキャニメーション)を深く理解してもらうために
先日「アモダール補完の話」をしました。

見えてないところを脳が保管してくれるってやつです。

似ているのですが、ちょっと違う話。

こちら、何て書いてあるか読めますか?

これくらい読めるわ!
とツッコミをいただきそうですが。。。

でもこれ、赤い文字(?)はどちらも同じカタチをしているんですよね。

でも一方では「H」に見え、もう一方では「A」に見えるんです。

人は周りの環境によって「見ようとする目」を持っているんですね。

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スリットアニメーションを理解する上で必要な知識「アモダール補完」

当サイトでは
スリットアニメーション(スキャニメーション)は
6コマで主に作っています。

が、別に何コマでも構いません。
何故6コマなのかはこちらで詳しく
当サイトのスリットアニメーションは何故「6コマ」なのか

 

▼1分ちょっとでわかるスリットアニメーション(スキャニメーション)

 

さて、スリットアニメーション(スキャニメーション)をより深く理解していただく上で必要な知識があります。
「アモダール補完」です。(なんやそれ!)

わかりやすく言うと
「見えないところは脳が勝手に補完してくれるんすよ」ってこと。

こちらの画像をご覧ください。

 

一部分だけ欠けたが並んでいます。

三角形なんて存在しないのに
三角形があるように見えますよね。

脳って凄いですよね。
ちゃんと過去の経験から「こういうカタチの場合は三角形があるっしょ普通」って判断して
見えない部分を見えるように補完してくれてるんです。

存在しない部分を補完してくれることによって、
混乱を防ぐんですよね。
例えば、これ、何が書いてあるかわかりますか?

 

一見よくわかりません。

が、こうするとどうでしょう

アルファベットが見えましたか?

 

このように、「見えない部分を脳が補完」してくれることで

我々の日常生活でも混乱することなく生活できていることって多々あるのです。

 

スリットアニメーション(スキャニメーション)も同じです。
隙間から見えているのはわずか1/6だけです。
残りの5/6は見えてません。
見えてませんが、脳が補完してくれることで
ちゃんと絵柄(イラスト)として認識して見えるのです。

 

【おまけ】

ねこも動いて見える?

タイヤや扇風機が「逆回転」に見える理由~ポイントは「回転速度」~

前進しているクルマのタイヤが高速回転すると逆回転に見えたことないですか?
右回りに回っている扇風機のハネがだんだん速度があがってくると左回りに見えたことないですか?

あれ、何なんでしょうね。
仕組みは当然「錯覚」にあります。
そして、それを解くカギとなるのが「回転速度(高速回転)」です。

簡単なイラストで説明しましょう。
イラストはタイヤだと思ってください。
まず、「正常」に見える場合はこうですね。

1コマずつ右回転していきます。

ところがですよ。
速度が上がって、1度に5コマずつ進んだらどうでしょう

もうお分かりですね?

5コマ進んだ方は、そこだけ見ると
「1コマ戻った」かのように見えるんです。

それらが連続することで、あたかも逆回転になったかのような錯覚現象が起きるわけですね。

 

 

さて、そんなことはどうでもいいので←

回転するスリットアニメーション(スキャニメーション)と猫の映像をご覧ください。