飛び出さないけど、飛び出す絵本(?)。作り方ざっくり解説
スリットアニメーション(スキャニメーション)と、立体錯覚の技法を使って
飛び出さないけど、飛び出る絵本、みたいなのを作ってみました。
ボックスが回転したり、
飛行機やロケットが飛んだり、
少女が魔法を放ったり。
ボックス | ケーキと猫 |
異次元空間 | 飛行機 |
ロケット | 魔法少女 |
実は以前もクリスマスネタの時に同様の立体錯覚をやったりとかしてたんですが、今回色々作ってみました。
せっかくなので、立体錯覚の作り方もざっくり解説します。
立体錯覚の作り方(ざっくり解説)
ざっくり言ってしまえば、
①この状態に(※フレームの作り方は後述)
②まずは普通にイラストを描いて
③四隅を合わせて、出力用紙サイズに引き延ばす(今回はA3サイズ)
④「③」を出力して折り曲げれば、立体錯覚に見えます。
▼合成だと疑うなら(?)動画でどうぞ(笑
スリットアニメーションにする場合は
②の段階で6コマのアニメーションを重ねる、というだけです(※コマ数は任意)
フレームの作り方
上記①の、台紙フレームの作り方。
1)まず、出力用用紙に、このように中央から中央へ、斜めの線が2本入った紙を用意
2)直角に立てて、一直線になる角度で写真を撮影⇒PCに読み込む
※ちなみに、この角度が、最後に撮影する時のカメラ位置にもなります。
3)それをトレースすれば、フレームの出来上がり
以上!