スリットアニメーションに「適した動き」「適さない動き」~大事なのはループ性~
スリットアニメーション(スキャニメーション)は
6コマ(決まってはいませんが6コマが主流)のパラパラ漫画を描いて、
それを1枚の紙の上で見せる現象です。
当サイトでも様々なアニメーションを作っていますが、
実は、それらすべてに「1つだけ共通点」があります。
それは「ループ性がある動き」というものです。
1コマ⇒2⇒3⇒4⇒5⇒6⇒1・・・
6コマ目と1コマ目は必ずつながるようになっています。
人間の運動でいうと
「サッカーのシュート」や「野球のスウィング」はループ性がないので適していません。
しかし、「水泳のクロール」や「平泳ぎ」などは同じ動作の繰り返しのため「ループ性」があります。
スリットアニメーションで表現する場合は、もちろん後者を選びます。
そうすることで、スリットをスライドさせたとき、永遠と連続した動きが再現できるため
適しているのです。
ご参考ください。